当て振り
最近、ドラム録音に凝っててよくスタジオに
こもってます。で、スネアやキックにマイクの
セッティングをしてるとPAさんって大変だなぁ
と思うのです。
んな今日この頃、何気に音楽番組を見ていたら
どこぞのロックバンドがアツイ音楽を熱演してる
のですが、ドラムのまわりにマイクらしきものが
見当たらない。
どうやって音を拾っているの?最新の技術?
と疑問を持った人はお人よし。
これは俗に言う「当て振り」というやつです。
「当て振り」とは音楽に合わせ、楽器を演奏する
フリをすることで実際は演奏していません。
ヴォーカルの場合は「口パク」と言われます。
ここ数年、ほとんどの音楽番組で「当て振り」
が主流。カラオケを用意してヴォーカルだけは
本当に歌っているけど、バックの楽器は
演奏してるフリってのが常識になってもた。
アーティストごとにイチイチPAセッティング
してられない。スタンバイに時間がかかる、
特に生放送だとキツイ。
PAスタッフ、機材など経費削減。などの理由で
「当て振り」が主流になったのでしょう。
で、アーティストは演奏したくても
TV局から「当て振り」をおされるのです。
しかし、それでも俺らは生演奏でいくという
男前のアーティストもいます。
最近ではMステーションのレッチリとか。
「当て振り」が悪いとは言いませんが、
何か興ざめする。特に純粋、純愛、世の矛盾とか
アツイことを歌ってるロックバンドなんかが
「当て振り」してたら嘘つけっとツッコミたくなる。
でも、この「当て振り」気づかない人が多い。
バンドやってる人でも気づかなかったりする。
生放送の演奏がCDと同じ音だったら普通疑うで。
CDの音ってメチャいいスタジオで、メチャこだわって
作られてるのに、TV局のだだっ広いスタジオで
そんな簡単に再現できるかっての。
「当て振り」を見抜くには目と耳を鍛えるのが
一番ですが、手っ取り早いのはドラムのまわりに
マイクがあるかどうかで見抜けます。
しかし、普通の人は「当て振り」かどうかなんて
どうでもいいし、まず見抜けない。
何週か前に書きましたが、だます方とだまされる
方に分かれるのです。
んで、TV局は調子に乗って明らかに視聴者を
バカにしたヤラセ番組をどんどん作るわけです。
